三洋電機のドラム式洗濯機AWD-AQ2000を購入しました。
三洋電機AQUA(AWD-AQ2000)初めて洗濯した時の感想
ドラム式洗濯機を使うのは初めてです。従来型・縦型洗濯機との比較、汚れ落ちや洗い上がりの違いを確認するべく、洗濯~乾燥まで通しで試運転しました。お風呂の給水ホースを浴槽にぶち込み洗濯開始。しかし風呂水ではなく水道水を使っているようです。何で風呂水給水しないの??もしや不良品か?と、説明書で確認しました。
お買い上げ後初めて運転する時は、本体内蔵の風呂水ポンプの中に風呂水を吸い上げる運転に必要な一定量の水を給水させるための作業が必要
初めての洗濯は、タオル2~3枚、ワイシャツ1枚、シャツ2~3枚。少量の洗濯物であっても、洗濯~乾燥まで行うと、3時間以上かかります。乾燥機能を使うとこんなにも時間がかかるのか・・・と改めて実感
AQUAでの初運転は、洗濯~乾燥までやりましたが、電気代も時間もかかる事ですし、基本的に外干しが好きなので、乾燥機能はあまり使わないかもしれません
AQUAの運転音について
AQUAの音は、とても静か!洗濯も脱水も乾燥も脱衣所のドア閉めてしまえば、動いているのかどうかわからない程です。ただ、この音に関しては、洗濯物の容量・運転時の衣類の偏りによって変わってくるかもしれません。静音性については、しばらく使ってみないと本当に静かなのか断言できないというのが、正直な感想です。
AQUAで乾燥機能を使った際、ごくごくかすかなゴム臭がしました。ただし、気にならない程度です
乾燥機能を使ってもワイシャツがさほど皺にならなかった事に驚きました。10年以上前の縦型洗濯機で脱水すると、ワイシャツは皺くちゃ。干す前に畳んで叩いてシワをのばしても、アイロンがけが大変でしたが。思っていたほどシワにならず、アイロンがけも短時間ですみそうです♪
洗濯、すすぎ、脱水、乾燥までかけたワイシャツ。この時洗ったのは、形態安定ワイシャツじゃなく普通のワイシャツです。ポリエステル含有率が多いワイシャツだったので、綿100%のワイシャツに比べたら、皺は少ないのかもしれません。
洗濯機購入前の検討段階で、「ドラム式洗濯機は従来型の縦型洗濯機に比べると洗浄力は劣る」と、色々なサイトに書いてあり、不安でしたが、襟の汚れもきちんと落ちていました
以前の洗濯機では襟専用の洗剤も使っていたので、驚きです。
しかし、今回は洗濯物が少量だったからかもしれません。また、使用したのが合成洗剤だったからかもしれません。後日、容量いっぱいの時や、石鹸ではどうか?を確認します。
デメリット 取扱説明書を読まないとわからない事がよくある。
家電の取扱説明書を、読むのが面倒です。不具合が起きない限り今まで読んだ事もありませんでした。
機械苦手なずぼら主婦でも、取説なしで難無くわかる操作性と優しさがあったなら、尚よかったと思います。三洋電機ドラム式洗濯機AQUA(AWD-AQ2000)の取扱説明書を読んでわかったことをまとめます。
ドラム式洗濯機AQUAの取扱説明書で気になったこと
柔軟剤の投入
濃縮タイプを使用する場合は流れやすくするため、別の容器で同量の水を混ぜ、よく溶かしてから使う。
粉石けんを使用する場合
直接洗剤投入口に入れてはいけません。容器を用意し、30℃のぬるま湯(約2L)に粉石けんを入れてよくかき混ぜて粉石けんが固まったり粒が残ったりしないようにしてから、洗濯機の蓋を開け、洗濯物をよけながら、こぼさないように、ドラム内に少しずつ流し込んで下さいと、ありました。。(参考:液体石けんは洗剤投入口に入れる事ができます)
容器はこぼさないようにするため、入れやすいものをお使い下さいだそうです。
従来の縦型洗濯機であれば、バケツで溶かした粉石けん液を上からザバッと入れる事ができますが、ドラム式洗濯機の場合は蓋が横についています。私のような粗忽者が、この作業をもし取扱説明書に従って忠実に行おうとした場合、何回かに1回の割合で絶対にこぼします。
ドラム式洗濯機購入前、私が店頭でAQUAは粉石けん使えますか?と質問した時、店員は「使えます」と答えました。確かに、その言葉に嘘はありません。使える。けど・・・けど・・・もう少し親切に説明してくれたらよかったのに・・・と思います。(>_<)
更に、「粉石けんは溶けにくく衣類に残りやすい傾向があるので粉石けん自身の臭いがヒーターで加熱される事により、油臭い臭いが発生する場合があります」と書いてありました。要は粉石けんの使用はあまりオススメしませんよって事のよう
AQUA 洗剤投入量の自動計測について
AQUAは運転スタートボタンを押すと、洗剤の投入量を自動計測してくれる機能があります。取扱説明書を見た感じでは、花王アタックが基準になっているようです。でも、洗濯物の量が●kgって表示されるわけではないので、あとどの位洗濯物を投入できるのかがいまいちわかりずらい。
ちなみに、取扱説明書(P.11)を見ればわかります。
- 洗濯量約3kg以下・・・洗剤量の目安0.6杯
- 洗濯量約6kg以下・・・洗剤量の目安0.9杯
- 洗濯量約9kg以下・・・洗剤量の目安1.1杯
洗剤の量0.9杯って表示されたら、MAXで9kgなので、後3kg分の洗濯物が追加できるんだな・・・とわかるわけです。
私の個人的な意見をあえて述べるなら、テレビ・冷蔵庫・洗濯機などの家電類は、届いた時から取扱説明書を読まなくても疑問に感じることなく使えるのが普通 だと思って生きてきました。
- 投入した洗濯物は何キロ
- 洗剤の量は?
- リサイクル水・浄化風呂水は、どのタイミングで使われるの?
疑問は些細なことで、すぐ慣れますが、わからないことが多かったため、結局、取扱説明書を最初から最後まで全部目を通すはめになり、面倒くさいなと感じました。取扱説明書は邪魔なのですぐしまうタイプの私が、AQUAの取扱説明書はしばらくの間、手元に必要でした。
ドラム式洗濯機AQUA 操作性について
アクアループやエアウォッシュの機能は超お気に入り。見た目をシンプルにし、ボタンを沢山つけたくなかったのでしょうか?不親切な表示と操作性に戸惑いを感じ、若者向けの洗濯機だなと感じました。
AQUAの操作性は、どうしてこういう作りにしたのだろうか?と疑問を感じます。使いづらいです。機能が覚えられません。
洗濯槽の排水のみしたい場合の操作。
- 電源「切」の状態ですすぎボタンを押しながら電源切/入ボタンを押す
- すすぎボタンを約4秒間押し続けると「排水のみ運転」と画面に表示される
- スタート一時停止ボタンを押しすると排水される
排水のみしたい場合というのはどんな時かというと「ドラム内高水位(UA1)」というエラー表示がされた時。ドラムに水がたまっていると、蓋開けられないので排水するわけです。まだ買ったばかりだし、洗濯1回しかしていないので我が家でエラー表示されたわけではありませんが、もし将来エラー表示が出た場合、上のような作業をしなくちゃならないのです。私この説明書読んだ時、誰もが見てわかる「排水」ボタンを設ければよかったのでは?と思ってしまった。
チャイルドロックの操作をしたい場合
- 電源「入」の状態でコースボタンを6秒以上長押
チャイルドロックというボタンを設けた方が、わかりやすいのにと、驚いてしまいます。
洗濯槽や洗濯機下部についているタンクを洗浄したいときは・・・
- 電源「切」の状態でアクアループボタンを押しながら電源切/入ボタンを押す
- アクアループボタンを4秒間長押
洗濯槽・タンク洗浄というボタンを設ければいいじゃん(怒)。なんで、取扱説明書読まないとわからないような操作性にわざわざするわけ???もっと単純にできないの?と腹が立ちました(←私は短気)。AQUAを開発した方は、見た目シンプルでお洒落感を出したかったもんだから、ボタンをごちゃごちゃつけたくなかったんでしょうね。
「洗い」の時に風呂水を浄化せずに使いたい場合の設定方法
- 電源「切」の状態で洗・乾切替ボタンを押しながら電源切/入ボタンを押し、洗・乾切替ボタンを4秒間長押
- アクアループボタンを押し、「洗い風呂水有」を選択
- スタート一時停止ボタンを押す
タンクに貯水したくない場合の設定方法
- 電源「切」の状態でアクアループボタンを押しながら、電源切/入ボタンを押す
- 更に、アクアループボタンを4秒間長押
コース内容を好みで変更する場合
AQUAは、洗い・すすぎ・脱水などの各ボタンを押すごとに、1分単位で時間を変更できる仕様です。しかし、このボタンを押すたびに1分ずつ時間が増えていくという仕様が、かなり不便です(ノ_・。)
不便な例
初期設定:「洗い15分、すすぎ2回、脱水5分」
→「洗い5分、すすぎ1回、脱水5分」に変更したい場合
洗いボタンを押す度に16分、17分、18分と1分ずつ増えていって、25分を超えると自動→0分(洗いなし)→1分 となる仕組み。ボタンを1回1回押すのはかなり面倒。少し長押すると自動的に時間が変わりますが、今度はひと巡りして、自分が設定したかった時間を過ぎてしまう
すすぎも同様で、2回→注水2回→3回→注水3回→4回→注水4回→自動→0回(すすぎなし)→1回→注水1回→2回とすすぎボタンを押すたびに設定が変更できる仕組み。▲▼ボタンをつけてくれればいいのに・・・とため息が出ました。
AQUAのデザインは、男性が担当したのでしょうか?それとも、細かいことが全然苦にならないマメな女性?もしくは若い人?(ズボラな主婦や年配の人を何人か集めて、アンケートとればよかったのに。)
アクアループ・エアウォッシュなど、発想・機能・技術力はいいのにね、操作性がちょっと・・・・って感じです
ドラム式洗濯機AWD-AQ2000 アクアループについて
さてお次は、ドラム式洗濯機AQUA(AWD-AQ2000)購入の決め手となったアクアループの感想です。
洗いやすすぎにリサイクル水や浄化風呂水を使う事で、使用水量は8Lですむらく、購入前にいろんな方のクチコミを見ていたら、1ヶ月で500円以上水道代が安くなったと書いてありました
水道代は住んでいる地域によって単価が違います
AQUAを買った家庭全部が、目に見える水道代の節約効果を感じるわけではありません。我が家も、まだAQUAを1ヶ月使っていないので、どの位水道代が安くなるかはわかりません。しかし試算の段階では、最低でも300円以上は安くなる予定です。
さて、このアクアループの機能、洗濯機下部についているタンクに水がたまる仕組みになっており、たまった水は洗濯に活用されます。リサイクル水とは、最終すすぎ水をフィルターでろ過し、タンク内でオゾン浄化したもの。浄化風呂水は、洗い(すすぎ)運転中に風呂水をオゾン浄化しながらタンクへ流し、タンク内で再度オゾン浄化されたもの。
タンクに常に水を溜めていると衛生面が心配されますが、タンクは自動的に洗浄される仕組みになっています。タンクを清潔に保つ為に、洗濯10回ごとにタンク内に水道水をため、自動洗浄されます。(この時に使用されるのは水道水35L。)タンクが自動洗浄された次の洗濯時は、タンクに水がないため、アクアループを使う設定にしていても洗いは水道水になるそうです。又、3日間(72時間)以上洗濯しなかった場合はタンクの水は洗い終了後の脱水時に排水され、アクアループを使う設定にしていても水道水で洗濯されます。
オゾン浄化されたとはいえ、リサイクル水を使うのは嫌って方は、タンクに水をためない設定にすることもできますが、AQUAのウリはエアウォッシュとアクアループだと私は思いますので、アクアループを使わない家庭や乾燥機能を頻繁に使いたい人は、他のメーカーの洗濯機を購入する事をオススメします。(乾燥にかかる電気代や水道水利用時の洗濯は、他メーカーの方が優れていると思う。)
購入前に各メーカーのドラム式洗濯機・電気代を試算しましたが、乾燥機能を使わない場合、「洗濯~脱水」にかかる電気代は、どの機種も10年前の縦型洗濯機とあんまり変わりませんでした。電気代を考えなくてはいけないのは、乾燥機能を毎日もしくは頻繁に使うような家庭です。我が家は、何度も日記に書いているように、乾燥機能は補助的に使うだけ。電気代よりアクアループの機能で節約できる水道代をメインに考えて購入しました。どのくらい節水(節約)できたかは、また1ヶ月位たった頃にUPしたいと思います。
容量MAXで洗濯してみた時の感想
さて最後に、三洋電機ドラム式洗濯機AQUA(AWD-AQ2000)にて、アクアループ機能(風呂水・リサイクル水・浄化風呂水)を最大限利用しながら、容量MAXで洗濯してみた時の、洗濯物のからみ具合やタオルのフワフワ感、ワイシャツの皺などについての感想を書きたいと思います。
容量MAXで洗濯しても汚れ落ちなどに問題ないか?洗濯時の音は気にならないか?を確認したくて、洗濯物をためこみました。AQUAの取扱い説明書に載っている許容範囲かつMAXの容量で洗濯してみた感想は、初回試運転時と変わらず、音は気になりませんでした。ちなみに、洗濯物の内容はタオル類・服・肌着・ネットに入れた薄手のズボン2本など。脱水の立ち上がりの時に多少左右に揺れ、少し音もしますが、すぐに高速回転。結果は、とっても静かでした(^-^)/
10年以上前の縦型洗濯機の方が格段にうるさかったです。
今回は、2度目の洗濯ということで、風呂水、リサイクル水、浄化風呂水を最大限に活用する事もできました。水道水(8Lは使うんだよね??)の給水がいつされていたのかわかりませんでした。洗濯が終わるまでの時間、洗濯機前で本を読みながら観察していた私って暇人?σ(^_^;)
AWD-AQ2000の1代前の機種では、「風呂水やリサイクル水を利用すると洗濯物が臭くなる」というクチコミが多かったので、洗いあがるまで心配でしたが、全然臭くない♪(←当たり前。臭かったら問題です・笑)、洗濯物もからんでな~い♪、ワイシャツも皺くちゃになっていない♪ と良好
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と違ってたたき洗いなので、タオルのフワフワ感が損なわれると洗濯機購入前いろんなサイトに書いてあるのを見ましたが、変わらなくない?普通に仕上がってるけど?皆さん、これ以上のフワフワ感を求められているのでしょうか?私には違いがよくわかりません。十分だと思います。繰り返し選択するとゴワゴワしてくるのかもしれません。
ドラム式洗濯機は、洗濯機前面に扉がついているので、身長の高い人は縦型洗濯機より腰に負担がかかりそうな印象でしたが、三洋のAQUAはシステムキッチンの高さに合わせてあるんですって。私の身長は155センチ前後(もっと低いかも・・・)なので、直立のまま(腰をかがめず)洗濯物を取り出すことができました。我が家は洗濯機前で干した後、ベランダへ移動するのですが、洗濯機上部に取り出した洗濯物を一時置く事ができて(この時点で干す順に仕分け)便利でした。
ドラム式洗濯機の購入を検討されている方に一言
電気屋さんの店頭に置かれている洗濯機の見本は、台の上に乗っている場合が多いです。この事に気づかず購入してしまうと、イメージしていた高さと実際使う時の高さが違ってきます。各メーカーの機能や節電・節水機能の比較はもちろんですが、高さも確認された方がいいですよ。是非、台の上に乗って確認して下さい。^^;
さて、無事2度目の洗濯が終了しました。洗い上がりと節水機能にすこぶる満足。外に干す方が好きなので、乾燥機能はほとんど使わない我が家。洗濯機を買い換えるまで自分でも気づかなかったのですが、梅雨時はやはり「雨で干せない・・・洗濯物がたまっていく・・・いつになったら晴れるんだろう・・・」と多少なりともストレスを感じていたようです。「連日雨が続いて外に干せなくても、その時は乾燥機能を使えばいいんだ・・・」と思える事で、心理的にとても楽になりました。o(^-^)o
以上、購入した洗濯機の感想でした。
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